北九州市戸畑区・Ｏ様邸　～門周り・立錐栓・板塀の謎～

今回は予告通り門周り・立錐栓・板塀をご紹介します！

門周りといっても、表札はご紹介済みなのでポスト周りです。
このポストの位置は表札と同じ道路側にもっていくか議論にもなったんですが、結局、玄関ドアから近くにという点と角材の立込みがあったほうが少し玄関と仕切った感があってイイんじゃないか、という点からこの位置で決定しました。

角材はアイアンウッドで名前が知られているウリン材です。
ウリンは樹液の色素が強いため、新品の時に色を塗ることが難しいんです。
なので、施工直後はこんな色で、周りのエボニーブラック色より明るいですがダークな外構に良いアクセントになりました。
だんだん色が褪せてきますので、その際は周りと同じ色で合わせても良いのではないかと思います。
そして、足元は古窯レンガで花壇をつくり、花や植栽で色々な変化を楽しめるようにしています。

立錐栓は、アプローチと同じ枕木を使用し、排水周りを車庫と同じ石で平らにし、周りをゴロタ石でラフに仕上げました。
蛇口は表札と同じ真鍮素材なのでこれも風合いがでるのが楽しみです。
何気にメイン素材を上手く組み合わせて全体的にバランスを揃えました。
ちなみに、真鍮素材を使ったのは、家の玄関ドアのノブがゴールドだったからです。

そして、謎(？)の高さ3ｍある板塀ですが、実は裏が物置スペースになっています。
自然派なＯさんの為に屋根もマクセラム材で作る計画をしていましたが、なんとかコスト削減にならないかと相棒スタッフＳ嬢と深夜「ん～。。。」と考えた結果、アルミのテラスの柱を本数を増やして利用し、横桟を入れてそれに板を打ちつけたんです。
屋根はポリカで光を通すし、板塀の隙間を≒15ｍｍずつとっているので風も多少入ります。
なんといってもＯさんの「雨が少々入っても気にしない！」というお考えから、こうなりました。

屋根は雨水処理の勾配が取ってあるので家の外壁に取り付ける方が高さが高いんですが
板塀を少し高くしたので前から見たらアルミテラスが全く見えません。
とにかくすごい迫力です！！

ここら辺は汗と涙と鼻水(!?)の結晶なんです。
思い入れが特に大きい部分ですね。

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～Yutei-Furyu Staff～